朝ドラ「らんまん」の【第42回】(5月30日 火曜日放送)の感想とネタバレです♪
酒への課税が重くなり、役人から厳しい目を向けられる峰屋。
タキ(松坂慶子)も身体が弱くなってきているが、峰屋やタキの事情を万太郎(神木隆之介)には知らせないよう、綾(佐久間由衣)に口止めするのだった。
一方、植物学雑誌創刊の許可を得るため田邊(要潤)と話す機会をうかがっていた万太郎は、西洋音楽の演奏会に田邊と同行するチャンスを得る。
【第42回の出演者】神木隆之介,志尊淳,佐久間由衣,小松利昌,石村みか,今野浩喜,要潤,松坂慶子
朝ドラ【らんまん】第42回のネタバレ(5月30日 火曜日放送)
藤丸(前原瑞樹)の実家は酒問屋をしています。
その藤丸から、
「実家が酒蔵だったら、大変なんじゃない?」
と言われます。
政府から徴収される酒税は年々重くなっています。
そのため、日本中の酒蔵が軒並みつぶれていくのではないかと噂が立つほどです。
「『峰屋』は土佐で一番の酒蔵。酒税ぐらいでは潰れません」
と竹雄(志尊淳)が言いますが、万太郎(神木隆之介)は不安そうです。
この頃政府は、近代化政策のために酒への課税を厳しくしていました。
これまで、酒の税金は販売した時に取られていました。
しかし、酒を作った時点で税金を取られてしまいます。
峰屋にお役人が立入り酒を没収
この日、「峰屋」に役人がやって来ます。
役人は料理用の酒までも没収していきました。
綾(佐久間由衣)はタキ(松坂慶子)に相談します。
しかし年老いたタキは、事の重大さに気付いていない様子です。
田邊(要潤)教授の機嫌を見計らって、雑誌の話をしようとする万太郎。
しかしなかなか言い出せずにいます。
タイミングを見計らう万太郎が、田邊の部屋に手紙を持っていきました。
この日も機嫌が悪い田邊。
万太郎は思い切って、西洋の音楽と日本の音楽の違いについて尋ねてみました。
すると「興味があるのか?」と田邊から尋ねられます。
田邊から「今度、室内音楽会があるので聞きに来ないか?」と誘われた万太郎は、
うれしくなり藤丸と波多野(前原滉)にこのことを伝えました。
日本の強さを見せてやる!
その夜、綾から手紙が届きます。
手紙には、みんな元気でやっていると書いてありました。
しかし本当は、タキの容態がよくありません。
何も知らない万太郎は、綾からの手紙にホッとします。
「峰屋」のためにも、雑誌を完成させようと意気込む万太郎。
海外に負けないよう国力をつけるために、国民から税金を搾り取る政府。
しかしそんなやり方をしなくても、日本の強さを見せつけることができます。
それが「植物雑誌だ」と思う万太郎。
植物雑誌を完成させ、海外に引けを取らないことを万太郎は見せつけるため、
倉木(大東駿介)に頼んで東京を案内してもらうつもりなのでした。
【らんまん】第42回の感想
政府へ税金をおさめるのは当然のことかもしれませんが、それでもひどいやり方だと思います。
国力をつけるためとはいえ、これでは酒を作れなくなってしまいます。
万博で出会った酒蔵の当主の方々も、今頃頭を抱えていることでしょう。
どうにか打開策を見つけてほしいです。
タキから引き継いだ綾は、一人でこの問題を抱えています。
タキはすっかり年老いて、「峰屋」のことは綾に任せきりのようです。
それに体の具合がよくないタキは、自分のことで精いっぱいなのでしょう。
綾やタキが大変なことを、万太郎は何も知りません。
今すぐにでも故郷へ帰った方がいいと思うのですが、雑誌を作ることで今は頭がいっぱいの万太郎。
その間にタキに何か起こらなければいいなと思いました。