ドラマ「いちばんすきな花」の第5話(11月9日放送)は、紅葉(神尾楓珠)は椿(松下洸平)の家へと向かい、やけ酒して朝を迎えました。
そんな紅葉を心配する夜々。
また、深雪夜々(今田美桜)が紅葉にある質問をすると、動揺を隠せない椿・・・。
それではさっそく「いちばんすきな花」第5話のあらすじネタバレ感想、考察をまとめました。
「いちばんすきな花」の前回までのあらすじ
学習塾『おのでら塾』で講師をする潮ゆくえ(多部未華子)は幼い頃から二人組を作ることが苦手だったと感じている34歳。椿(松下洸平)は恋人の純恋(臼田あさみ)と新居に引っ越したものの“彼女の男友達”と関係をもったことで結婚の話が白紙に。夜々(今田美桜)は美容師の友達から友達以上の関係を迫られ困惑。コンビニでバイトしながら絵の勉強をしている紅葉はとある住宅を訪ねると、家から出てきたのは椿。紅葉が訪ねた人はすでに引っ越していた。そこに、ゆくえと夜々も訪れ、年齢も性別も過ごしてきた環境も異なる4人の男女が顔を合わせ、異なる環境で年齢や性別も異なる4人の男女が出会う。4人は連絡先を交換し、度々椿の家に集まり、それぞれの思いやトラウマを正直に語れる大切な存在に。
「いちばんすきな花」第5話のあらすじ
朝、春木椿(松下洸平)の家で目を覚ました佐藤紅葉(神尾楓珠)。紅葉は前の晩、急に椿の家にやって来て、2人で酒を飲んだあと、そのまま寝てしまったのだ。
その時のことをあまり覚えておらず恐縮する紅葉だったが、椿は優しく朝食などを準備して、コンビニのアルバイトへと送り出すのだった。そんな紅葉のスマホに高校時代の友人、伊田幸徳(堀家一希)からナンパに行こうと突然連絡が入り…。
深雪夜々(今田美桜)は紅葉に呼び出されて会うことに。急に呼び出したことを謝る紅葉に「暇してたんで」と答えつつ、何かあったのかを尋ねる夜々。
すると夜々は不意に、潮ゆくえ(多部未華子)のことが好きかと紅葉に問いかける。突然の質問に驚く紅葉だったが、さらに夜々がゆくえの家に泊まったことを知り動揺を隠せない。
引用:「いちばん好きな花」公式HP
「いちばんすきな花」第5話ネタバレ

紅葉は椿の家で目を覚まします。
前の晩、紅葉は急に椿の家を訪れ、ふたりで酒を楽しんだ後、そのまま寝てしまったのです。
紅葉はその夜の出来事をあまり覚えておらず、戸惑っています。
しかし、椿は紅葉に何も聞かずに手際よく朝食を用意し、コンビニのアルバイトに向かう紅葉を送り出しました。
紅葉は、そんな椿の温かさと思いやりに感謝します。
その後、紅葉のスマートフォンに高校時代の友人である伊田幸徳(堀家一希)からの突然の連絡が入ります。
伊田は紅葉と一緒にナンパに行こうと誘います。
紅葉はもう、あの頃の紅葉とは違いますが・・・。
さらに、深雪夜々が紅葉を呼び出して二人は会うことになります。
夜々は、ゆくえのことが好きかどうか尋ねます。
この質問に驚く紅葉ですが、夜々はゆくえの家に泊まったことを明かします。
紅葉は、幼い頃から近所のお姉さんだったゆくえに抱く感情は恋?憧れ?
赤田との再会
一方、ゆくえが買い物をしていると、赤田と赤田の妻に偶然遭遇します。
赤田の彼女がお手洗いに行くと、2人は近況とともに懐かしい会話に。
帰りに妻は、さっきの人は元カノなんだねと言われ、赤田は否定はせず肯定もせず、幸せになろうねと同調するのでした。
高校時代の友人
紅葉(神尾楓珠)は、キラキラした友達がずっといる誰からも頼りにされている人でした。
しかし、実際はクラスで1人でいるひとを見つけては話しかけて安心していたのです。
初めてドタキャンをした飲み会のキャンセル料は5000円取られ、そして紅葉の絵に価値があるのかと遠回しで聞かれ、心を痛めます。
そんな紅葉に舞い込んできた絵の仕事。
実は、高校時代に1人だったところを話しかけて仲良くなった幼馴染でした。
彼は高校時代からも絵がうまかったですが、今は割と有名な画家になっていました。
彼は紅葉に恩を感じていて、一緒に仕事がしたいと言います。
しかし、その恩に対して紅葉は罪悪感でたまらなくなり、本音を幼馴染に話してしまいます。
その話は、幼馴染にとって知りたくなかった話であり、2人の仕事の話は白紙になってしまいます。
幼馴染の家からの帰り道、気がつくと椿の家の前にいた紅葉は、自分がいやになって心がつぶれそうでした。
そんな紅葉を気遣う椿と、何気なく集まった夜々とゆくえ。
夜々は、椿を夜のコンビニの買い出しに誘い、紅葉はゆくえに自分の悩みを打ち明けるのでした。

「いちばんすきな花」第5話の感想

前回までの紅葉は、友達がたくさんいて、でも向き合ってくれる人がいなくて。
友達と言っている人は紅葉をパンダと呼んでいて、、
という友達に見せかけて少しいじめられているのかなというイメージを抱いていました。
しかし、今回を見て、とても共感できることがたくさんありました。
私自身、学生時代誰とでも仲良くなるタイプで、でも2人でいてくれる友達もいて、それが紅葉とは違うなと思っていましたが、自分より静かで一人でいる子がいると話しかけたくなる気持ちが分かりすぎるくらいわかってしまいました。
この子に話しかけたら絶対に仲良くなってくれるし、感謝してくれるし、絶対に裏切らないとわかっている、だからこの子と仲良くなったら自分は一人にならないって思ってしまっていました。
自分っておとなしい子の方が合うのかななんて思ったりするのですが、キラキラした友達が頼ってくれると嬉しくてという、今考えると私も利用されていただけなのかなと振り返りました。
だからこそ、紅葉が幼馴染(SHINO)に本音を言ってしまったことについては、言いたくなる、言ってしまいたくなる紅葉の気持ちはとても分かるのですが、客観的に見た時に言わなくていいことってあるのだなと感じました。
言わなければ、幼馴染は気づいていたとしても、黒崎君に出会えたことと、一人ぼっちでずっといなくてよかったことのいい思い出はそのままだったかもしれれません。
キラキラしている、友達たくさんいる佐藤君というイメージが無ければ、紅葉は素直に幼馴染のような人と本当の友達になれていたんじゃないかと。
紅葉が悪いけど、紅葉の肩を持ちたくなるシーンでした。
一方、ゆくえが赤田と再会して、普通に会話が進み、お互いの近況を聞いて、盛り上がってきたと思ったら、カラオケとご飯のいつもの流れがさらっと出てきたことが、なんとも切ないなと思いました。
それだけ2人にとっては普通の流れだったし、ずっと一緒にいた仲だからこそ。
赤田が彼女にゆくえのことを元カノと言われたときに、否定しなかったことについて、私は2つの思いがあったと考えました。
元カノじゃなくて親友だった人だよ、友達だよと説明することで彼女を不安にさせない赤田の配慮。
もう一つは、元カノじゃないけど彼女を説得できるほどの簡単に説明できない大切な相手であることのゆくえへの大きな思いを感じました。
前者であってほしいけど、予告の赤田を見て、いやいや今のゆくえのことはほっといてくれと思いました(笑)
ゆくえや夜々の衣装