ゼイチョー

ゼイチョー第5話ネタバレ!外国人労働者と納税の闇

ドラマ「ゼイチョー」の第5話(11月11日放送)は、農業の特定技能ビザで2年前に来日しているグエン(葵揚)のエピソードです。

契約時に農家さんと住民税は給与天引きになっているはずだと主張するグエンですが、何か行き違いがあるのでしょうか?

それではドラマ「ゼイチョー」の第5話のあらすじ・ネタバレと、感想をまとめました。

「ゼイチョー」の前回までのあらすじ

 

「ゼイチョー」第5話のあらすじ

饗庭あいば(菊池風磨)の先輩・加茂原かもはら(鈴木もぐら)は、行きつけの銭湯で仲良くなったベトナム人・グエン(葵揚)の力になろうとする。農業の特定技能ビザで2年前に来日しているグエンは、国民健康保険税の納め方が分からなくて滞納してしまっているのだ。「今度、市役所に来てよ。ゆっくり教える」と加茂原。
一方、饗庭は近所のスーパーで華子はなこ(山田杏奈)とばったり鉢合わせ。華子に、みゆきの市の農家『いくしま農園』が作る野菜を薦める饗庭。すると、レジの方で「さっさとしろよ!」と男性客の怒鳴り声がして…。どうやら、日本語が分からないベトナム人店員にクレームをつけているようだ。すっかり委縮してしまっているその女性店員・フア(フォン・L)を気の毒に思う華子…。

翌日、第三係の窓口にグエンが納付の相談にやって来て、加茂原はひと安心。ところが、饗庭たちが調べてみると、グエンは国保税だけでなく住民税も納めていなかったことが判明する。住民登録されてはいるものの、所得が分からないため、市の方から納付を案内できなかったのだ。改めて納付の仕方を説明する饗庭たち。するとグエンは突然思い出したように、「住民税は、農家さんが払っていると思います。契約の時、約束しました」と、住民税は給料から天引きされる契約のはずだと主張。しかし、実際に納められた記録はなく…。

饗庭と華子はグエンが働く『いくしま農園』を訪ねる。農園の代表・生嶋妙子いくしまたえこ(大島さと子)は元々夫婦で農園を営んでいたが、2年前に夫を亡くしてからは外国人労働者を雇って切り盛りしているようだ。饗庭が事情を説明すると、生嶋は、住民税はグエン自身で払う契約になっていて、天引きなんかしていないと言う。契約書にもグエンのサインがあり、饗庭たちはグエンの勘違いとして事態を収めようとする。

ところが、グエンと同じように、給料から天引きされているはずの住民税が未納のままになっているベトナム人女性・チュン(ジョージアナ)が相談にやって来て…。

引用:「ゼイチョー」公式HP

「ゼイチョー」第5話のネタバレ

銭湯に来ていた加茂原は、更衣室でカバンに大量の税金の納付書が入っているベトナム人のグエン(葵揚)に会います。

漢字が難しくて納付書に書いてある専門用語がよくわからず、税金を納めていなかったようで、一度市役所の窓口に来るようにと、加茂原は話をします。

相楽はみゆきの市の副市長になってから、奥林の病院によく来ているようでした。

後日ベトナム人のグエンは、みゆきの市の窓口を訪れ、滞納しているのは国保税だけではなく、住民税も払えていなかったことが発覚します。

農園の事情

グエンは農園で働いており、住民税は給与から天引きされているため、農家の人が払っているはずだと主張します。

そしてその事実を確認するために、饗庭たちはグエンの働いている農家の畑にやってきます。

農園の代表である生嶋(大島さと子)は、住民税は給与天引きではなく、普通徴収の契約になっている、と契約書を見せてくれました。

グエンは、税金は払ってくれると言われたと主張しますが、そんなことは言うはずない、と生嶋は言うのでした。

 

一方で、同じベトナム人のチュン(ジョージアナ)も税金のことで困りごとがあり、市役所の窓口にやってきました。

チュンもグエンと同じように、給与天引きされているはずの住民税が、支払われていない状況でした。

派遣会社から紹介されて介護施設で働いているチュンですが、派遣会社の人から会社の方で払う、と言われたみたいでした。

後日饗庭たちはその派遣会社に行きますが、チュンも普通徴収の契約だと、契約書には記載されていました。

グエンもチュンも給与天引きだと思っていたものを、一気に支払わないといけない状況で、饗庭たちは頭を抱えていました。

そんな最中、徴収強化月間のため、税金を納めずに国に帰ってしまう可能性がある外国人から、なんとしても滞納分を徴収するようにと、言われてしまいます。

饗庭と華子は仕事後、スーパーでチュンと、同じ介護施設で働いていたファ(フォン・L)を見かけ、話を聞きます。

2人とも同じ派遣会社からの紹介ということで、他の人たちも困っていると聞き、饗庭はその派遣会社に何かあるのでは、と疑問に思い、口座情報を徹底的に調べることにします。

そして派遣会社が、外国人労働者の給与から不正にお金を搾取していることが発覚し、派遣会社の担当者に話をしに行きました。

そのおかげで、派遣会社が嫡出していたお金が外国人労働者に戻ることになり、チュンやファはそこから税金を払ってもらえるようになりました。

 

その一方で、グエンの農家も同じように給与から搾取されているのではないか、と疑います。口座情報から調べることもできますが、直接手がかりを探すために、第三係のメンバーでグエンの農園に手伝いをしにやってきます。

農園の仕事を手伝った後、みんなでお昼ご飯を食べている時、とても和やかな雰囲気を感じます。

饗庭は生嶋に、住民税を着服しているのではないかと疑っていた、と正直に話をします。

すると生嶋は、自分がグエンたちを騙していた、と言い出します。農園の維持が厳しくなり、グエンたちを騙したと言いますが、生嶋は悪くない、とグエンがやってきます。

グエンは、住民税が天引きされていないことを知っていて、税金に当てるお金を毎月生嶋に渡すことで生嶋を助けていたのでした。

天引きされていないことを知っていながら、天引きされているはずだと主張すれば、納付義務が誰にあるのかを曖昧にすることができ、そのまま国に帰ってしまえば、納税しなくても良くなるということをグエンはよく調べ、畑や生嶋を守るために口裏を合わせていました。

それでも税金は払わなければいけない、と華子たちは話をします。

グエンたちからもらっていたお金には手をつけていなかった生嶋は、そのお金で外国人たちの住民税を払ってもらいました。

饗庭は相楽に会い、奥林のところへ何しに行ったのか、何が目的なのかと問いただします。

そんな2人の様子を華子は偶然みていました。

「ゼイチョー」第5話の感想

外国人労働者の納税について、同じように住民税や国保税を納める義務があると言うことを知りませんでした。

当事者ではないという事もありますが、そのくらい税金については知らないことが多いなと、今回は感じました。

私たち日本人でも、納付書や催促状がきても、払うべきなのかどうかよくわからない事もあったりするので、日本で働く外国人は雇用者がしっかりとサポートしてあげる環境が大事なんだと実感しました。

知らない、と言う理由で搾取するなんてあり得ないですが、実際そういう汚い会社もあるんだと言うことが知れて、また一つ勉強になりました。

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