らんまん｜岩崎弥之助役は誰？牧野家の救世主になる？

寿恵子と岩崎弥之助との出会い

苦しい牧野家の家計

大学を追われ、研究することも図譜も出せなくなってしまった万太郎。

苦しかった生活が、より苦しいものとなってきました。

マキシモヴィッチ博士の下で働かせてもらうことを考え付いた万太郎は、ロシアへ渡ろうとした矢先に、実家の「峰屋」が廃業。

「峰屋」を頼ることができなくなり、 ロシアのマキシモヴィッチ博士が亡くなり、渡航することもなくなった万太郎は、借金をして外国の書籍を取り寄せ研究をすることにします。

この時、寿恵子の内職のみで生活していました。

万太郎は生活のことなど寿恵子に任せきりで、五百円の借金があることなど知りません。

寿恵子が私物を少しずつ質に入れていることも、もちろん知らない万太郎。

ある日万太郎は寿恵子が大事にしていた「八犬伝」がないことに気付きます。

そして大量の質札を見つけた万太郎は、寿恵子が必死でやりくりしていたことを知るのでした。

寿恵子がみえの料亭で働き始める

どうにもこうにも生活ができなくなり、寿恵子は叔母のみえのもとを訪れます。

みえは新橋にある料亭「巳佐登」の女将をしています。

みえとは、高藤との縁談を断ったことで疎遠になっていました。

しかし寿恵子が必死で謝罪する姿を見て、みえは寿恵子を許すことにします。

寿恵子は、正直に五百円の借金があることを打ち明けます。

するとみえが、店で働くことをすすめてくれました。

この日から店で働くことにした寿恵子。

この品評会には誰でも参加できると知った寿恵子は、万太郎に菊を採ってきてほしいと頼みます。

品評会で一番になれば「賞金」がもらえます。

弥之助は、寿恵子がどういう人物かみえに尋ねます。

寿恵子の夫・万太郎が植物学者で、日本中の植物を載せた植物図鑑を作ろうとしていることを知る弥之助。

菊の品評会で堂々と植物について語る寿恵子を弥之助は気に入ります。

寿恵子は万太郎に菊の品評会の話しをすると、

植物を競い合わせることには後ろ向きでした。

しかし、お金のために菊を探すことにしました。

品評会当日、見事な菊の中に素朴な白い小さな菊が並べられていました。

寿恵子が出したものです。

寿恵子は小さな白いノジギクこそが日本古来のものだと話し、弥之助らを感心させます。

しかし結局、ノジギクが一番を獲ることはできませんでした。

弥之助は牧野家の家計を助ける救世主？

ノジギクを三百万円で買い取ると言います。

このことからわかるように、弥之助は非常に豪快な性格の持ち主かと思われます。

土佐出身ということもあり、万太郎とは話が合いそうです。

借金のある万太郎に今後弥之助が手を差し伸べるのではないかと思われ、

図鑑の刊行にも協力してくれるのではないかと期待しています。