「アンチヒーロー」第２話では、第１話に続き、緋山啓太(岩田剛典)が、町工場の社長羽木朝雄(山本浩司)を殺害の事件の裁判が繰り広げられます。
緋山が殺害したとされる凶器が検察側によって提示され、法廷はざわつきます。
行方が分からなかった凶器の存在により、緋山が犯人ではないかと疑われ、明墨（長谷川博己）はある証拠を突きつけ・・・。
緋山の事件がまだ続くのか、真相はいかに？
大どんでん返しの第２話のネタバレと、感想レビューです。
アンチヒーロー第２話ネタバレ
緋山のハンマー・凶器の存在
拘置所で明墨正樹(長谷川博己)は、凶器のハンマーはどこかで紛失したんではないかと緋山に問います。
そして、明墨は検察庁でこっそり、あるDNAの資料の写真を撮影します。
明墨法律事務所の疑問
明墨法律事務所では、3ヵ月も見つからなかった緋山の凶器ハンマーのことを考えます。
川沿いに落ちていて、雨晒しされているのに、被害者の血液が残っているのか、疑問を持つ赤峰柊斗(北村匠海)。
しかし、白木凛(大島優子)は、緋山の所持品というだけで、それが緋山が凶器として使ったと言う証拠ではないと話します。
明墨は、緋山は凶器を事件の事前に無くしていた事を話します。
そして、今回の事件の裏を疑い始めます。
明墨の行動
緋山のDNAを極秘に付着させた可能性を考え、さっそくDNA鑑定鑑定を行った大学に潜入する赤峰、白木、紫ノ宮飛鳥(堀田真由)。
緋山のDNAを極秘に付着させた可能性を考えた明墨。
最初はDNは付着して無かったのでは？
姫野と癒着する大学教授・中島(谷田歩)が2回目の鑑定をして捏造したのではないか？
中島教授と共にDNA鑑定を行っている助教授の水卜(内村遙)に、上手く話しを聞き出した紫ノ宮。
一回目のDNA鑑定が大学に元のデータに残っていることを掴みます。
さらに、水卜が仕事を終えた帰り道を待ち伏せした明墨は、
事件の担当弁護士だと名乗り、中島教授に口止めされている水卜を動揺させるのでした。
明墨の罠
数日後、案の定、水卜はDNA検査室へ向かい、出てきたところを突撃する赤峰。
とぼける水卜のカバンの中には何もありません。
忘れ物を取りに来ただけだった水卜は、弁護士がこんな手荒な真似をするなんて！とこれは問題にすると激怒します。
カラぶりになったように見えますが、実は明墨の罠でした。
結果、注意を受ける明墨と赤峰。
このままでは済まさないという中島教授に対して明墨は
「姫野検事にも申し訳ない事しました」
と意味深にほほえみ、その場をあとにするのでした。
このままだと懲戒処分になってしまうと心配する赤峰ですが、明墨は裁判迄に証拠を見つければいいと何処かへ行ってしまいます。
赤峰が明墨弁護士事務所に来た理由
赤峰は、緋山に接見し検察側の不正の可能性を伝えます。
赤峰は、この事務所に入ったのは、冤罪事件を解決した明墨に憧れたからだと話します。
そして、
無実だと信じて、自分たちは動いていいのか？
と緋山に質問します。
緋山が何かを言おうとしたとき、明墨が現れ
「この事件を無実にするのを見せてあげよう」と言い・・・。
緋山事件は無罪？有罪？
そして、裁判の当日。
DNAを調べたのは1回という中島教授に、明墨は、実際は2回行われた証拠を提出します。
更に明墨は、それを決定させる証拠のVTRがあると言います。
しかし、事前申請してないものを何度も出していいのかと姫野検事は却下するように必死！！
しかし、裁判官・坂口裁判長(井上肇)は、冤罪を防ぐのも裁判所のすべきことだと、その証拠を認めました。
すぐに水卜の証言VTRを再生する明墨。
そこで、水卜は鑑定は捏造だと証言します。
部下の水卜助教授が裏切ったことに、中島教授は激怒！
この威圧的態を法廷で晒したことで、水卜が中島教授に従うしかなかったことが明らかになります。
さらに明墨は、
そもそも日本の裁判の検挙率は99.9％。
起訴されたら検事は有罪に確実に持ち込まなければならない。
そのプレッシャーが弁護士ではなく検察にはあると言います。
更にそう追い込んでいるのは、国民からのプレッシャーもあると指摘します。
結果、緋山は無罪判決を受けます。
検事姫野と中島教授によって、DNA鑑定が捏造されたこの事件は世間を大きく騒がせました。
緋山事件はまだ続く！
緋山のことが気になった赤峰は、彼を追いかけます。
すると、スクラップ工場へ入っていく緋山。
緋山が捨てていたのは、血痕が付いた作業服！！
愕然とする赤峰は、弁護士事務所に戻ると、明墨に今回の判断は正しかったのか問います。
ただ、明墨は赤峰の正義があるように、自分も自分の正義を貫くから好きにするように伝えました。
刑務所にいる男(尾形直人)
その頃、刑務所にいる男(尾形直人)に面会希望の手紙がきます。
差出人は、明墨ですが男は封を開けずに部屋の隅に置きました。
モモセレイコ
一方、明墨は、2018年に亡くなったモモセレイコの墓参りで涙を流していて…。
紫ノ宮の行動と紗耶
明墨の行動が気になる紫ノ宮は、明墨のデスクを物色すると、紗耶(近藤華)が元気に過ごしていることが書かれた冊子を見つけます。
紗耶は児童養護施設出身者でした。
アンチヒーロー第２話の感想とレビュー
緋山（岩田剛典）の事件はまだまだ続く！
パワハラされてたから死なせましたって良いのか？
明墨は犯罪者を許さないと思います。そういう理由なら殺人は仕方ないなんて言わないでしょう。
拘置所で緋山が赤峰に言いかけた事はなんだったのか？
これは、後のエピソードの伏線となり、明らかになりそうですね。
また、「人物相関図」では主要人物のポジションですから、「明墨の正義」に後々繋がっていきそうです。
それと今回の裁判シーンでドラマで言ってましたってw
とりあえず、水卜助教授には、明るい未来を！
来週は政治家の息子の暴力事件！息子役は誰だろ？
第２話で気になった事
１、モモセレイコとは？
墓参りをしているシーンで見せた涙と関係が徐々に明らかに？
２、刑務所の男（緒形直人）と明墨の関係
毎回最後のシーンで出てくるのか？手紙を読まない理由は？
３、紫ノ宮（堀田真由）が見つけた付箋のついた紗耶の写真のメッセージ
刑務所の男に向けたもの？
４、明墨と伊達原泰輔(野村萬斎)の関係性は？
刑務所の男とモモセレイコの事件との関わりがある？
「アンチヒーロー」第3話の予告
