ドラマ「不適切にもほどがある」の第8話は、令和の不倫問題と、SNSのバッシングをテーマに、市郎が物申します。
やはりまだ令和でやることがたくさんあると感じる市郎は、不倫問題で番組を降ろされたあるキャスターの問題に取り組みひと暴れします!
それでは、「不適切にもほどがある」第8話のネタバレと感想をまとめました。
「不適切にもほどがある」の第8話ネタバレ
令和へタイムスリップしたムッチ先輩(磯村 勇斗)は、息子である秋津 真彦(磯村 勇斗)と対面します。
そこで、純子(河合 優実)が入れ違いで昭和に帰ったことを知ったムッチ先輩は「未来に来た意味がない」と騒ぎだすのです。
これ以上、タイムマシーンの存在を知られたくない井上(三宅 弘城)は、本当にタイムスリップしてきたのか、今が2024年と信じているのか、とムッチ先輩に問いかけます。
そして真彦は息子ではなく、ムッチ先輩のドッペルゲンガーで、遭遇するとやがて死んでしまうと驚かすのです。
パニックに陥ったムッチ先輩は喫茶「SCANDAL」から逃げ出してしまいました。
不倫スキャンダル
同じ頃、市郎(阿部 サダヲ)のもとには、過去に起こした不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持 猛(小関 裕太)が相談に来ます。
復帰の目処が立っていたにもかかわらず、リスクマネジメント部の部長が栗田(山本 耕史)に変わったことで白紙に戻されてしまいました。
市郎は渚(仲 里依紗)も交え、倉持の復帰を栗田とその部下・瓜生(板倉 俊之)に直談判。
そしてようやくもぎ取った倉持のアナウンサー復帰でしたが、世間の目はあまりにも厳しく、番組スポンサーの商品の不買運動にまで発展してしまいました。
市郎と倉持は栗田家の食事会に招かれます。
そこで目にしたのは、栗田のいつもと違う様子でした。栗田も過去に不倫騒動を起こしていて、夫婦の問題なのに、関係ない2組の夫婦から責めたてられるのでした。
食事会の帰り道、市郎と倉持はそれぞれの思いを口にします。
倉持は、バッシングをする人の心理を理解している栗田だからこそリスクマネジメント部長は適任なんだ、と話すのでした。
「不適切にもほどがある」第8話の感想
不倫、SNSのバッシング問題
不倫などの不祥事とSNS上におけるバッシングの問題に一石を投じる展開となった第8話でした。
不祥事をたった1回でも起こしてしまうと、部外者に徹底的に追い詰められ、取り返しのつかない状況に陥ってしまうのです。
他人が口を出して裁く権利はないんじゃないかと市郎は指摘します。
そんな厳しい令和ですが市郎は残って、若い連中が幸せになるまで見届けないと、と話すのでした。
シリアスなシーンがあるかと思えば、さすがクドカン、メリハリの効いたストーリー、相変わらずのムッチ先輩の登場で和ませていただきました。
50代のムッチ(彦摩呂)の登場には何と言っていいのか分からないくらいの驚きです。
ムッチ先輩に会わせていたらショックで泣き出していたかもしれません。
井上の気になる一言
第9話の予告で井上の気になる一言がありました。
タイムマシーンはもう出せない!と。
それは市郎は令和に、サカエ(吉田 羊)は昭和に留まることになるということでしょうか。
最終回が近づいているにもかかわらず先の見えないドラマです。
ギリギリ手前までとっ散らかっていて伏線回収、とかないですよね。