ドラマ「義母と娘のブルースFINAL」が1月2日に放送されました。
亜希子とみゆきの親子の結末は、どんなラストだったのでしょうか?
それでは、ドラマ「義母と娘のブルースFINAL」のネタバレと、感想を見ていきましょう。
義母と娘のブルースFINAL最終回の見どころ
1. みゆきと大樹がついに結婚?
幼かったみゆきがついに結婚??
時の流れを感じる人気ドラマのFINALは、みゆきが大樹とついに結婚??
しかし、一波乱ありそうです!!
2. 麦田の思いは届くのか?
麦田(佐藤健)の一途な思いが亜希子(綾瀬はるか)に届くのか?
亜希子もみゆきも、ハッピーエンドになって欲しいですね!!
「義母と娘のブルースFINAL」最終回のネタバレ
彼岸花が咲く場所を歩く男性は、川の上を船で漕ぐ男性に手を振ります。
歩いていた男は、田串浩正という俳優。
実はこの田串は亡くなっていて、現在三途の川にいたのです 。
現実の世界では、田串が死んだことが速報で流れ、それを寝起きの宮本みゆき(上白石萌歌)がテレビで知ります。
みゆきは大学三年生で、就職活動をしなければいけない時期ですが、全くその準備をしていないみゆきに危機感を覚える義母の宮本亜希子(綾瀬はるか)。
周りの友達は就活をしていないと聞いているみゆきですが、それはウソで実際は陰ながらやっていると考える亜希子。
更にみゆきは、このまま麦田章(佐藤健)が経営するベーカリー麦田のバイトのままではいけないかと考えますが、将来の事を考え就活をするように話す亜希子。
そして、いざ就活をするみゆきですが、そうなるとベーカリー麦田が人手不足。
亜希子が家に帰ってくると、お風呂場で鼻歌を歌うみゆき。
就職活動が上手くいったのかと思った亜希子でしたが、みゆきは就職活動を辞める宣言をし、更に麦田麦田の店の正社員になる!と言い出す始末。
みゆきの楽観的な考えに更に危機感を感じる亜希子。
翌日、麦田に履歴書を渡すみゆきの前に亜希子が現れます。
「みゆきを今すぐ解雇してください。しないなら、私が退職します」
亜希子に辞められたら困る麦田は、最初はみゆきの正社員に前向きでしたが、亜希子にいられなくなる方が困るため、みゆきを解雇することに。
しかし、母の横暴に納得いかないみゆき。 みゆきは、亜希子の本心をそこで聞きます。
いずれ自分が先に死ぬこと、みゆきが1人で生きていくためにも、1人で頑張って欲しいと思う亜希子。
それを聞いたみゆきは、就職活動する決意を決めました。
それから亜希子からのみっちり面接特訓を受けるみゆき。
そして、それを実践するみゆきは、面接官に好印象を持たれます。
みゆきに戻って欲しい麦田は、黒田大樹(井之脇海)に「みゆきと結婚すればよくない?」と言いますが、今どき結婚したからって仕事をしなくてはいけないなんて時代遅れと考える大樹。
いよいよ最終面接の日。
みゆきの試験を台無しにしようと画策した麦田もフードデリバリーを装ってやってきます。
しかし亜希子に見つかってしまい麦田はベーカリー麦田にはみゆきが必要なことを必死に訴えます。
通常なら、これで終わってしまう所でしたが、バイト先の店長がみゆきをそれだけ評価していることに面接官が評価し、みゆきに内定を出しました。
みゆきの内定に喜ぶ亜希子とお祝いに来た下山和子(麻生祐未)と ふてくされる麦田。
大樹とみゆきも家に戻ってきますが、2人はとんでもないことを3人の前で発言。
「僕たち、結婚したいんです!!」
実は大樹が大学で研究が認められパリに留学する事になり、結婚して一緒にパリに行こうと考えていたのです。
3年後に結婚するのはいけないのかと考える亜希子は、
急ぐのは別の理由があるのだろうと思い、話を深堀していくと、結婚したいと言い出したのは、大樹ではなくみゆきだと判明!
更に、みゆきはパリでの暮らしを楽観的に考えているため、甘えた考えに反対する亜希子。
社会経験もないみゆきが、パリで仕事が見つかるかも勿論、大樹と本当に結婚していいものかと考える亜希子。
みゆきは、父・宮本良一(竹野内豊)との結婚も、何だかんだで上手くいっていた亜希子を見ていた為、その辺りも何とかなると考えていました。
さすがの亜希子も、良一の事を出されてしまうと反論できません。
翌日、亜希子は、桜向日葵(吉川愛)、矢野晴美(奥貫薫)、猪本寧々(真凛)にゆきの結婚について相談しました。
3人はみゆきの考えに意外にも好意的で、 亜希子は自分の考えが変なのかと散歩にでかけます。
すると、年老いた女性(木野花)が困っていて、助けた亜希子は、 「老いては子に従え」と言われてはっと気づきます。
しかしその後、自転車に撥ねられ病院に搬送され・・・。
中々、休憩から戻ってこない亜希子を心配していた麦田とみゆき。
夜になって帰って来た亜希子ですが、頭を打ったため念のために病院で検査をしていて遅くなっていたのです。
亜希子は、仕事を続けようとしますが、流石に和子に帰るように言われ、帰宅します。
翌日、亜希子はみゆきを連れて内定の会社に土下座をしに行きます。
みゆきの結婚を認めた亜希子。
亜希子は、ホスピスを見学しに行ったり、部屋の掃除や色々の書類手続きの準備をします。
大樹の両親
ついに、大樹の両親の家にやってきた亜希子とみゆき。
大樹の母・黒田博美(松下由樹)は家・土地などを保有した大きな屋敷でした。
大樹の父・黒田由紀夫(遠山俊也)はバイオ系の研究者で婿。
亜希子は、大樹の家の玄関の様子から、大樹の母・博美が「風水」にこだわっていることに気付きます。
家のあちらこちらに風水が施されて違和感を感じる亜希子。
博美は、さっそくみゆきに結婚をあきらめる様に言ってきます。
若いから早すぎることや、結婚を待たせるのは申し訳ないと話す博美。
しかし、その言い分を怪しく思う亜希子は、博美の本心を聞きます。
博美は、天涯孤独の亜希子や両親を早死にしているみゆきは、不幸を呼び寄せると考えていたのです。
結婚て、大樹が死んでしまったらみゆきも困るだろうと言う博美。
これをきいた大樹は、激怒してみゆきを連れて出て行ってしまいます。
2人が出て行ったあと、博美は亜希子に謝るものの、亜希子も2人の結婚には疑問だった為、博美が占い診断で貰った紙を写真で撮らせてもらいます。
強行突破で結婚を決めようとする大樹は、麦田に婚姻届の証人になってもらおうとしているところに亜希子がやってきます。
亜希子にも名前を書いてもらおうと考える大樹ですが、親1人説得できない大樹に大事な娘を託すことは出来ないと言います。
大樹は早速、博美を説得しにいきます。
しかし、相変わらず風水を盾にするばかりで埒が明きません。
みゆきも色々試しますが、全て裏目に出てしまって落ち込みます。
色々と話し合うみゆきと大樹。
亜希子が末期がん?
そんな時、大樹がゴミ箱の中から亜希子が飲んでると思われる末期がん患者の薬を見付けます。
急に結婚話しにのってきた亜希子は、自分がいなくなる前にみゆきに新しい家族を用意しようとしてるんじゃないかと大樹は考えます。
2人は知らないフリを続けることにしますが、亜希子の顔を見たみゆきは、
病気のことが頭から離れず、泣きそうになってしまい、部屋に戻ってしまうのでした。
一方、博美が反対している理由は、昔自分が病気になったからではないかと考える大樹。
大樹がみゆきを連れて実家へ行くと先に亜希子が訪問していました。
亜希子は占い結果を博美が偽装した事を突き止めますが、博美は覚えがないと言います。
博美の風水思考は、大樹の病気を再発させない為のものではないかと察し
「みゆきに同じ思いをさせたくないのではないですか?」
再発予防は勿論ながら、万が一の時にまたみゆきが傷ついてしまう、既に両親を亡くしたみゆきにそんな思いをさせたくない!!
博美の思いを知ったみゆきは、我慢出来ずに飛び出し、大樹と結婚したい想いを伝えて、博美の説得に成功します。
結婚式の準備
亜希子の希望もあり、結婚式を開くことになりました。
麦田は“父親として”バージンロードを歩くこと、そしてみゆきに頼まれた最高のパンを制作します。
田口朝正(浅利陽介)にも何かを頼むみゆき。
着々とみゆきと大樹の結婚式の準備が進められ、結婚式前日を迎えます。
亜希子はみゆきにサムシングフォーとしてハンカチを送ります。
1.なにかひとつ古いもの(Something Old)
2.なにかひとつ新しいもの(Something New)
3.なにかひとつ借りたもの(Something Borrowed)
4.なにかひとつ青いもの(Something Blue)
古いものは実母のハンカチ、青いものは刺繍でみゆきのM。
借りたものはその刺繍をするための和子の腕。
新しいものは良一のアクスタ。
そして、そのハンカチで手作りの良一のアクスタを挟むのでした。
これをドレスのポシェットにつけて、バージンロードを歩いてほしいとお願いします。
亜希子の優しさにみゆきも天国の良一も感謝するのでした。
結婚式当日
いよいよ2人の結婚式当日。
多くの人々に見守られながら結婚式が開かれ、みゆきは良一のアクスタも持ってバージンロードを歩きます。
披露宴も無事に開かれ、和子の乾杯で挨拶がされます。
勿論、ベーカリー麦田のパンも料理として出されました。
更に巨大なあんぱんの木が用意されますが、麦田はお祝いを言いたいとメッセージを送ります。
このめでたい日に、一曲歌いたいと「嫁に来ないか」を歌う麦田は何故か、新郎服に早着かえをします。
どうみても亜希子へのプロポーズソング!
周りは盛り上がりますが、亜希子は冷めた目で麦田を見ます。
亜希子は麦田からマイクを取り上げ「その返事はあとでします〜♪」
と会場を後にします。
息子の暴走に、麦田誠(宇梶剛士)がげんこつで止めますが、亜希子は少しはしゃぎすぎたかと椅子に座り目を閉じるのでした。
退室してから戻ってこない亜希子を心配するみゆき。
飲みすぎたという亜希子ですが、みゆきは内心亜希子の身体を心配します。
そして、新郎新婦の両親への花束贈呈が行われました。
みゆきは書いた手紙を読み上げます。
初めて会った日の事、いじめっ子との戦い方、母の日のカーネーション、運動会、父との死別。
2人で一緒に過ごしてきたことを話します。
これからも母の助言が欲しいと思っていましたが、これからは自分が返していきたいと涙を流します。
その時、さっきまで咲いていなかった花が咲き、亜希子はみゆきが素敵な大人の女性になってくれたことに感謝します。
13年間の時間は、亜希子とみゆきにとってかけがないのないものなのです。
亜希子が重症
結婚式が無事に終わり、亜希子は二次会の前に良一の墓参りに向かいますが、その途中歩道橋から落ちてしまうのでした。
病院に運ばれる亜希子は意識不明の重傷に…。
一報を聞きつけた麦田、みゆき、大樹、和子は病院にかけつけます。
その頃、亜希子は彼岸花が咲く場所で目を覚ますと、良一そっくりな船乗りが目の前に…。
なんとそっくりではなく、三途の川で船漕ぎをしている良一だったのです!
成仏をしていなかった良一は、当番制の船を漕いでいたのでした。
亜希子は自分はこの船に乗らないといけないかと思いますが、良一は見逃すので現世に戻るように言います。
そこに、なんと以前助けた女性(木野花)が現れます。
彼女は、歩道橋から落ちる前に見かけた女性で、彼女は亜希子にお礼を言いたかったそうです。
そして「亜希子の席は自分が座る」と座る女性。
そのまま現世に戻る事が出来た亜希子ですが、みゆきは母が病気で死んでしまう事を心配し、亜希子に病気じゃないかと聞きます。
そして、捨ててあった薬の真相が話されます。
実は、その薬は三途の川で出会った女性のモノでした。
最初の自転車事故の前に買い物車を直してあげた事で出会った女性で、病院で検査しその後薬局で薬を貰っている時に再会します。
そこで女性が末期がんで、もうすぐ死んだ娘に会える話を聞きます。
その娘の結婚に反対した女性は、娘の幸せを推せなかった事を後悔していました。
そして、自分が死んだ後の事を心配し、いいホスピスがないかと亜希子に相談するのでした。
亜希子がホスピスの資料を持っていたのは、それが理由だったのです。
そして、みゆきの結婚に賛成したのは、その女性の話を聞いたからでした。
その後、麦田は亜希子からのプロポーズの返事を待ち続けますが、返事が返ってこないままクリスマスが過ぎ、年を越し、みゆきも大学を卒業。
ベーカリー麦田のパンはコンビニ(セブンイレブン)に並ぶほどの大きな展開を迎え、大樹を追ってパリへ向かったみゆき。
こうして、義母と娘のブルースは一旦終わりを迎えます。
それからは、みゆきと大樹は幸せに子供を3人(希美、一樹、愛真)授かり、ベーカリー麦田のパンも海外へ。
気付けば令和32年…。
麦田は未だにあの時の亜希子の返事を待ち続けるのでした。
「義母と娘のブルースFINAL」最終回の感想
遂に完結しました。 凄くハートフルなドラマで、終わってしまうのは残念。
でも、令和32年まで話が行ってしまったので、本当に完結したんだな。
そして、麦田は未だに返事を待っていたw
でも、みゆきの子供の行事、お宮参りまで参加してたらもう事実婚みたいなもんじゃない?
全体的に無駄なシーンもないTBSドラマってやはり凄いですね。
三途の川というコメディーも良かった!
良一さん、ナレーションしていたのは成仏してなかったからか?!
心温まるドラマをありがとう。
そして、今日のドラマを見れない方々も多かったと思います。
2024年は明るくいきたいですが、元旦からブルーな気持ちになる2日間。
この2時間は楽しむことが出来ました。
ありがとうございます。
スタッフ、キャストの皆様、長い間、お疲れ様でした!!