ドラマ「不適切にもほどがある」の第6話は、市郎と純子が地震で命を落とすことが明らかになり、市郎は先が分かっている人生をどう生きて良いのか分からなくなります。
そんな中、純子が令和にタイムトラベルして、娘の渚と対面し・・・。
それでは、「不適切にもほどがある」第6話のネタバレと感想をまとめました。
「不適切にもほどがある」の第6話ネタバレ
EBSテレビでカウンセラーを続けている市郎(阿部 サダヲ)のもとに、渚(仲 里依紗)が同期の羽村 由貴(ファーストサマーウイカ)を連れてやってきます。
憧れの大物脚本家・エモケンこと江面 賢太郎(池田 成志)とドラマを作ることになった羽村でしたが、その打ち合わせでの出来事に悩んでいるということです。
市郎は、何か言ってやろうと羽村とともにエモケンの打ち合わせに同席しますが、飲みに行くほど意気投合するのでした。
タイムマシーンで過去を変える?
一方、純子(河合 優実)はなかなか家に帰ってこない市郎のことが気になって電話を掛けるのですが、市郎は気がつきません。
令和では市郎と純子の運命を知った秋津(磯村 勇斗)が、嫌がる市郎を首都工業大学理工学部ラボへ連れていきます。
そして純子のところへ行くようお願いするのでした。
そこには渚もいて、井上(三宅 弘城)からタイムマシーンについての説明を受けていました。
タイムマシーンは政府公認のプロジェクトです。
試運転は秘密裏に行われていて土曜日に往復一便のみ運行されていて、搭乗者は事前に顔認証システムで登録された人のみで井上の元妻サカエ(吉田 羊)と息子のキヨシ(坂元 愛登)を含めのべ50人。
タイムマシーンに市郎が乗れたのは井上がサンプルとして登録していたからです。
純子を救うため、黒服のゆずる(錦戸 亮)と出会わない過去に変えると渚が生まれてきません。
大いに悩み惑う市郎は、純子に会うのが怖いのですが一大決心して昭和に帰るのでした。
そして市郎は苦しい胸の内をサカエに話すのです。
サカエは、今考えてもその時考えても大して変わらないなら、考えなくてもいいのではないか、今は日々を楽しく好きなように生きたらどうだろう、と言い聞かせるのでした。
純子が令和へ!
土曜日の午後、市郎に連れられ純子も令和にタイムスリップし、渚とゆずる(古田 新太)父娘、ムッチ先輩の息子である秋津とも対面します。
さらに渚に連れられ市郎の仕事を見学。Z世代と昭和おやじ世代の常識非常識を面白おかしく演出したクイズ番組だと説明されますが、純子は市郎がバカにされていると激怒するのでした。
そして、親父を小バカにしていいのは娘の私だけなんだ、と啖呵を切ります!
番組の収録後、渚は純子に服をプレゼントするからと原宿へ誘うのでした。
「不適切にもほどがある」第6話の感想
第5話が号泣の回でしたから第6話からの後半戦をどのように進めていくのか興味深いところでした。
純子が令和に来たということで未来は少し変わってきているのでしょう。
母と娘の見かけが逆転してますが、渚と純子が喫茶『SCANDAL』で食事をしながら「子供は好き?」や「服を買いに原宿に行こう」という何気ないおしゃべりが心に沁みました。
未来を事前に知ることができれば、悲しい出来事を回避することができます。
いろんなことが変わってしまうとしても、大事な人を救うことは不適切ではないはずだと思ってしまいます。
タイムリープ系と言えば2023年冬ドラマの『ブラッシュアップライフ』を思い出しました。
前半は地元ネタも散りばめたコミカルなよみがえりドラマでしたが、後半は大切な友人を航空機事故から救うため、少しずつ変わっていく人生をやり直すというシリアスなタイムリープ系ドラマに変わりましたね。
『不適切にもほどがある!』第6話の気になるポイント
『不適切にもほどがある!』では今後どのように展開していくのでしょう。
バス型タイムマシーンの運行が土曜日なのはなぜか?
バスに乗れる事前登録者のべ50人は何か意味があるのか?
土曜日は休みで参加者が集まりやすいですし、平日よりも自由な時間が多いため、タイムトラベル体験への参加を検討しやすいという理由も挙げられますが、何か意味があるのでしょうか。