朝ドラ「ブギウギ」の【第69回】(1月10日 水曜日放送)の感想とネタバレです♪
ブギウギ【第69回】のネタバレ
戦争の混乱が収束し、劇場が再開されることになりました。
スズ子(趣里)たちは久しぶりの公演に臨むこととなり、楽団員たちは曲順を話し合います。
ラッパと娘
1曲目に選ばれたのは、戦争中に歌うことのできなかったスズ子の代表曲の「ラッパと娘」でした。
スズ子は本番に向けて感覚を思い出そうとしますが、ステージから遠ざかっていたこと、そして再びこの曲を歌うことに不安も感じていました。
以前のようにお客様が受け入れてくれるだろうか。
愛助は、スズ子の歌には力があるから大丈夫だと微笑みます。
りつ子の心の傷
一方、同じ公演に出演する茨田りつ子(菊地凛子)は、東京の自宅は全焼し、一からやり直しだと言います。
慰問先の鹿児島・知覧特攻基地での出来事を胸に秘めていました。
若き隊員たちがこれから死へ向かうことを知りながらも最期の歌を歌い、飛び立っていく様子は、りつ子の心に深い傷を残していたのです。
歌は生きるためのものなのに・・・
スズ子は、生きるために歌おう!片っ端からお客様を元気にする!!
と力がみなぎっていました。
最初にステージへと歩みを進めるのはりつ子。
スズ子の言葉を聞いて、気持ちを切り替えたりつ子の歌声は観客の心を掴み、感動的なステージになりました。
ブギウギ【第69回】(1月10日 水曜日放送)の感想
ブギウギ第69回は、スズ子の劇団に公演依頼が舞い込みました!
事務所も無事でしたね。
公演を行う劇場も再開し、新たな展開が描かれました。
戦争が終わり、スズ子たちも新たしい時代に向かって、これから力強く公演を行うことが期待されます。
さっそく楽団員たちは、久しぶりにステージで楽曲を披露できることで、張り切って曲順を話し合います。
やっぱり戦争中に歌えなかった「ラッパと娘」を1曲目に選ぶことが決まりました!
ずっと派手な演出を禁じられ、この曲を歌うこと、ダンスを踊ることを禁じられてきましたから、気合いが入っています。
茨田りつ子の心の傷
一方で、茨田りつ子の心情も描かれました。
りつ子は、慰問先の鹿児島知覧特攻基地での若き隊員たちの前で最期に歌った時の事が忘れることができずにいたのです。
戦争が終わっても、ずっとりつ子の心に傷が残っていました。
りつ子は人前で歌うことについて、生きるために歌があると思っていたのに、
若者たちが死にゆく時に自分の歌を聞いて思い残すことはないと言ってくれたことが、辛くて悲しすぎて戦争を許せない気持ちでいっぱいでした。
スズ子は、傷ついたみんなのために、生きるための歌を歌おう!元気になってもらおう!!とりつ子を励ます姿は、本当の歌手だと思いました。
スズ子も久しぶりのステージで不安や迷いがあったけれど、心を切り替えた瞬間のようでしたね。
さて、明日はついにスズ子の「ラッパと娘」が登場します!
日本中を元気づける明るいシーンになりそうです。
「私の歌に背中を押されて、あの子達は死んでいったかもしれない」
あの時の出来事を抱えたままのりつ子さん。背中を押したのはスズちゃんの言葉でした。「ほんならこれからは、ワテらの歌で生かさな」
今日の「別れのブルース」は、圧倒的な迫力に満ちていました。#菊地凛子#ブギウギ pic.twitter.com/ucXq052tdw
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) January 9, 2024