「厨房のありす」の第8話(3月10日放送)は、倖生の父の死の真相が明らかになっていきます。
そんな倖生を励まそうとするありす、そしてありすの気持ちに応える倖生は妙なハイテンションになってしまいます。
そんな中、五條製薬では治験の不正疑惑と、真犯人が浮上し・・・。
さっそく厨房のありす第8話のネタバレと感想を見ていきましょう!
「厨房のありす」第8話ネタバレ
ありすの家に、酒江倖生(永瀬廉)が戻ってきました。
ほっとする八重森ありす(門脇麦)ですが、倖生の父・十嶋晃生(竹財輝之助)の横領の真相を、八重森心護(大森南朋)に問いただします。
晃生の死の真相
心護は、晃生の過去について話始めます。
当時、晃生は五條製薬の所長でした。
所長名義の口座に大金が振り込まれ、横領の罪に問われてしまいますが、晃生はその口座の存在自体を知りませんでした。
晃生は何者かに、横領の罪を被れば、家族の生活の保証を約束させられ、もしそれを断れば、倖生の身は保証できないと脅迫を受けていたのです。
倖生は、新薬の研究で雑誌に取り上げられるほどの父親に憧れ、自分も同じ仕事をしたいと思い、晃生もそれを喜んでいました。
高校生になったある日、倖生が家に帰ると、晃生が首をつって自殺をしていて・・・
自分はゲイを隠すために作られた道具だと考えていた倖生。
しかし心護は、晃生は、倖生の事を心から愛していたと言います。
倖生は、父と心護が自殺前日に会っていたのを知っていたため、自殺に追い込んだような言い方をしたんじゃないかと疑います。
しかし、心護が以前言っていた、自分が晃生を殺してしまったと言ったのは、あの日に気付かなかったからという意味でした。
あの時気付いていれば、晃生を救えたんじゃないかと自分を責める心護。
父の死の真相と、自分への思いを知った倖生は、父の死の原因は自分だと知りショックを隠し切れません。
倖生を励まして
ありすにこの話しを聞いた三ツ沢和紗(前田敦子)は、倖生を励ましてあげるように助言をします。
さっそくありすは倖生を励ます行動にでますが、どれも空回り。
和紗は倖生にも、ありすを心配させないために、元気にふるまってみてとアドバイスされます。
その日の夜、食卓にやってきた倖生は異常なハイテンション。
さすがの心護もありすもビックリ!!
ありすは、和紗の両親・定一郎(皆川猿時)と明希子(阿南敦子)に、倖生のハイテンションぶりを報告すると、それは相当無理をしているはずだと心配します。
ある日、虎之助(三浦綺羅)の小学校の飼育小屋を作る事になった金之助(大東駿介)。
先日の社会科見学で「虎之助の父ちゃんちゃんすげー!」と盛り上がり依頼されたのです。
三ツ沢虎之助(三浦綺羅)の喜ぶ姿が嬉しい金之助。
新薬の治験
一方、五條製薬では、新薬の治験で不都合な数字が出てしまったと五條蒔子(木村多江)は、先生から報告を受けます。
そして、「10年前のように、もみ消そう」と言い出す先生に、蒔子は今回は正直にやってほしいとお願いしました。 しかし、先生は、「自分たちは共犯だ」と蒔子を脅します。
水族館デート
話が終わると、蒔子はありすから電話を受け、喫茶店へ行きました。
倖生のことで相談を受け、アドバイスをする蒔子は、倖生と付き合っているの?と尋ね、二人で行ってきてと水族館のチケットをありすに渡しました。
帰宅したありすは、倖生に「自分たちは恋人同士なのか」確認します。 心護がいる手前、話をそらす倖生。
数日後、2人は水族館デートへ!
テンション高めの倖生の笑顔は「偽り」だと指摘するありすに、
俺の辛い気持ちなんか分からない!
と倖生は声を張り上げました。
ビックリしたありすに謝る倖生・・・。
ありすは、倖生の気持ちを考えずに怒らせてしまったことを和沙に相談すると、和沙は、自分が言ってしまったことで、2人を喧嘩させてしまったと謝ります。
そこにお見舞いに来た夫の金之助。和沙は金之助の右腕をかばっている様子に違和感を感じます。
案の定、診察すると右腕の骨にヒビが入っていました。 もうすぐ、飼育小屋が完成するからどうしても作りたい!!と訴える金之助。
しかし倖生は、怪我が悪化して使えなくなったら、 虎之助が一生心の傷を抱えてしまうことは考えた事ありますか?と言います。
倖生は、自分がかつて所長になった父親のことが誇らしく、すごい!と言っていたことが、父を追い詰めてしまったのではないかと後悔していました。
倖生の言葉で、治療に専念することにした金之助。
ありすのお店に、百花(大友花恋)が訪れ、ありすに失礼なことを言ったと謝ります。
お腹が空いた百花は、初めてありすの料理を口にしました。
店から出てきた百花に、彼女に一目惚れした八百屋の優作(前原瑞樹)は、今度食事に行こうと誘いました。
その日の夜、なぜか屋台に呼び出された倖生、心護、金之助、定一郎。
屋台にいたのはありすで、おでん屋を開いていました。
1つの具だけでは完成しないおでんを見た定一郎は、飼育小屋の続きは任せろといい、倖生も手伝うと言います。
みんなで協力し合って育小屋を作り、遂にウサギ小屋が完成!
最後までやってカッコいい自分を見せたかった金之助に虎之助は、カッコいい父親を尊敬していること、クラスメイトに自慢してしまって父に無理をさせたのではないかと謝りました。
金太郎は、虎之助と一緒に笑いました。
そんな親子の様子を見たありすと倖生は、倖生さんのお父さんも、カッコいいと言われるのが嬉しかったんじゃないかと言いました。
倖生は、そんなことで喜ぶなら、何度もカッコいいと言いたかった・・・とつぶやきます。
そしてありすは、1人ではないと倖生を励まします。
一方、百花は、優作と飲みに行くと、集めていた新聞記事を優作に見られてしまいます。
記事に出ている女の子は、ありすじゃないか?という優作。
百花は、心護に話を聞きに行きました。
その直後、心護が誠二と、横領と火事のことが隠しきれないと話している所を聞いてしまい・・・。
「厨房のありす」第8話
来週、ありすの父親が判明?!
ありすのお母さん・五條未知子(国仲涼子)を火事から助けたのは、五條誠士(萩原聖人)だと判明しました。
あの火事で、未知子を助け出すっていうのは、愛している人だったからでは?
しかし、姉が誠士が好きだと言ってたから、身を引いたんじゃ?
今回の8話は暗い話しが続いたから、コメディータッチにもなってました。
永瀬くんwあの柴崎明里(金澤美穂)を助けるためにやってた茶番劇なみに酷いよ(笑)←いい意味w
倖生くんは、演技をするのがとても苦手だと判明しましたね。
そして、百花よかった!いい子に戻った!
和紗の子供、「心愛ちゃん」でよかった!
で、横領犯は誰よ?!
倖生の命を脅迫に使うとはとんでもない奴だ!
「厨房のありす」第8話の気になった事
気になるポイントについて、考察してみましょう!
1.ありすの父親
- 誠士: 可能性は高いですね。ありすの母・未知子を命がけで助け出す行動は、父親としての愛情を感じさせます。横領の件も、ありすのためだったのかも?
- 晃生: 倖生の母親とも無理して結婚したくらいですから、可能性は低そうですね。
- 心護: 心護もあり得ないですね。未知子とそういう関係にはならないでしょう。
2.横領の犯人
- 誠士: 萩原さん演じる役柄としては、真っ黒な可能性も十分ですね。横領の理由は、ありすのため?所長の隠し口座のことも関係している?
- その他: 他の登場人物も怪しい・・・今後の展開に注目です!
3.蒔子の過去
- 10年前の出来事: 倖生の父・晃生を追い詰めたのは、蒔子の可能性が高いですね。木村さん演じる役柄だけに、何か裏がありそう…。
- 未知子殺害: 可能性は低いと思いますが、今後の展開によってはありかも。
その他、気になる点:
誠士、晃生に関する謎は気になりますね。それぞれの過去や真意を探っていきましょう!
誠士は何故研究者になったのか?
- 医師を目指していたが、ある出来事がきっかけで断念?
- 研究者である未知子に惹かれた?
- 新薬を作って誰かを助けたいと思ったから
隠し口座のお金は何に使われていたのか?
- 横領資金?
- 賄賂?
- 何か個人的な目的?
- 口座の存在を知っている人物:は誠士と蒔子?
これらの謎は、次週明らかになりそうです。
謎について、詳しく纏めています↓
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