ドラマ「君が心をくれたから」の第4話(1月29日放送)は、五感を失っていく雨は、「嗅覚」を失っていきます。
太陽に迷惑を掛けないように、嫌われようとする中、「恋人同士の観覧車」や、思い出の「マーガレットの香り」が雨を優しく包みます。
淡い初恋と青春のマーガレットの香りを、雨は最後に感じることは出来るのでしょうか。
それでは、ドラマ「君が心をくれたから」第4話のネタバレと、感想を見ていきましょう。
「君が心をくれたから」前回までのあらすじ
君が心をくれたから第4話の注目ポイント!
第4話の注目ポイントを以下にまとめました。
1.「恋人同士」が乗る観覧車
第4話では、あることからハウステンボスでデートすることになる雨と太陽。
太陽は、観覧車は「恋人同士」が乗るものだと思っていて、特別な意味を持っていました。
太陽と雨は、観覧車に乗り、「恋人同士」になれるのでしょうか?
2. 嗅覚を失う雨とマーガレットの香り
雨は、味覚の次に「嗅覚」を失います。
高校を卒業した時、太陽からプレゼントされたマーガレットの香りを懐かしく感じます。
そして、「ある香り」がすると、太陽をそばに感じていました。
嗅覚を失う雨は、思い出の香りを感じることは出来るのでしょうか?
愛する人の命を助けるかわりに
あなたの五感を差し出してくださいあなたならどうしますか?
助けた人に話せますか?
あなたはわたしの過酷な奇跡に
よって生きていると…
助けられた人は
自分の為に過酷な奇跡を背負ったのだと知ったら?
司くんの立場なら?日下さん、千秋さんは?なぜ案内人を?… https://t.co/bRLIaNlr7W
— 山田裕貴 (@00_yuki_Y) January 29, 2024
「君が心をくれたから」第4話ネタバレ
2016年。
来週から1人暮らしを控えていた藍原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)と一緒に買いものにかけます。
観覧車が目に入ると、雨は乗りたいと思ったけれど、
太陽は「観覧車は、恋人同士が乗る乗り物だから、自分達には関係ない」と口にしてしまいます。
雨は、確かに恋人ではないからと・・・と切ない思いを抱えて買い物を続けると、気になる「指輪」を見つけるが、高くて買えないと断念します。
雨に欲しいものがないかと聞く太陽。
雨は既に卒業している太陽の「第二ボタン」とは言えず、「マーガレットの花」をお願いします。
マーガレットの花束をプレゼントした太陽は、この香りを2人の思い出の匂いにしようと約束します。
望田に五感が失うことを打ち明ける雨
2024年。
雨は望田司(白洲迅)に、五感が無くなることを告げ、太陽に告白されたけれど、迷惑をかけてしまうから、太陽には黙っているつもりだと言います。
突然の雨の告白に、望田は言葉が出ませんでした。
次に生まれ変わる事があったら、太陽にまた会いたいと願う雨に、日下は、五感を失ってからのことを今のうちに考えるべきだと助言します。
朝野春陽(出口夏希)
落ち込む雨の元に、太陽の妹・朝野春陽(出口夏希)がやってきて、「自分のせいで…」と雨に謝りに来ます。
高校の卒業式の日、雨は太陽に告白しようと手紙を持って行ったものの、「お兄ちゃんの花火師の夢だけは邪魔しないで」と言ったことを後悔していました。
春陽はもう一度太陽にチャンスくれと言い、ハウステンボスのペアチケットを渡します。
しかし、雨は、そのデートで太陽の自分への気持ちを打ち消そうと考えます。
ハウステンボスデート
デート当日。
太陽は2人きりのデートだと期待していましたが、望田が車で迎えに来て、3人でハウステンボスに行くという、嫌われる行動を始めます。
さらに雨は、自分が好きな人は望田だと太陽に伝え、「私の恋が上手くいくように、フォローしてほしい」と頼みます。
太陽は観覧車に誘いますが、雨は「恋人たちの乗り物だから」と断ります。
代わりに雨は望田と二人で船に乗り、望田に恋人のフリを頼みます。
しかし、望田は後悔しないためにも2人で観覧車に乗ってきてと雨の背中を押して、仕事に向かいました。
日が暮れると、雨の腕時計は「嗅覚」が消えるまで、残り1時間のタイムリミットが迫っていました。
雨は、太陽が貸してくれたコートからする「花火の匂い」がして、いつも太陽はこの匂いがしていたと懐かしみます。
太陽は、「マーガレットの花」をプレゼントして、雨を観覧車に誘います。雨は花占いをして、奇跡的な占いの結果が出て、観覧車に乗ることになります。
念願だった「恋人同士が乗る観覧車」に乗り、夢を叶えたものの、太陽は高い所が苦手で、思わず笑ってしまう雨。
今日、始めての雨の笑顔にほっとする太陽。
雨は、太陽のおかげで望田への告白が成功したとウソの報告をします。
太陽は望田の好きなところを尋ねると、
「特別扱いしてくれて、褒めてくれたり、優しくしてくれる」と答えます。
それは、太陽への思いで、涙が溢れる雨・・・。
雨は太陽に借りていた赤い傘を渡すと、花火の約束も終わりにしようといい、帰っていきます。
太陽は、帰りのバスの中でも涙が止まりません。
雨は観覧車に乗るつもりはなかったと千秋に伝えます。
実はマーガレットの花は奇数が多いため、乗らないように最初から仕組んでいた雨。
しかし、その時に数えたマーガレットの花は偶数だったのです。
そして、雨は太陽には内緒でこっそりコートの第二ボタンを取っていました。
最後にもう一度、マーガレットの花の香りを嗅ごうとして雨でしたが、もうその匂いを雨は感じることは出来ず…。
そして、雨は逢原雪乃(余貴美子)にも五感のことを話す決意を決め家に入りますが、雪乃は息を荒くして倒れているのでした。
「君が心をくれたから」第4話の感想
望田さん、全てを承知した上で協力するのは、結構大変だぞ。
マーガレットの花ってそうなの?!
でも、そこに乗せてくれるのはやはり運命!
春陽に悪気はなかったのだろうけど、その時のすれ違いが無かったらこんなにもならなかったんじゃないかと思っちゃうじゃないか…。
そして、日下はどうして急に千秋も言ってたけど、アドバイスした?
毎度毎度最終回のような「君ここ」はハッピーエンドなのかバッドエンドなのか? 月9ならハッピーエンドは絶対でしょう!!ってのは過去の作品でバッドエンドもあるので、そうとも限らないですよね。
しかし、山田裕貴さんと永野芽郁さんの演技力は凄いですね!
これは、復活月9と言っていいと思うんですが、視聴率と評判はいまひとつのようです。
ファンタジーなところがダメなのかな?
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君が心をくれたからのキャスト
- ・逢原雨(あいはら あめ)〈26〉演 – 永野芽郁・・・
- 本作の主人公。過去のある経験から、自分に自信を持てずにいる。「雨」という珍しい名前で、あだ名は「ザー子」。高校卒業後、パティシエの夢を叶えるために上京。その後、とある理由で長崎へ帰郷。
- ・朝野太陽(あさの たいよう)〈28〉演 – 山田裕貴・・・
- 長崎の老舗煙火店「朝野煙火工業」の跡取り。一人前の花火師という夢を持ち、明るく前向きに生きる。活発な性格。学生時代に雨に対しては素直になれなかった。
- ・望田司(もちだ つかさ)〈33〉演 – 白洲迅・・・長崎市役所で働く心優しい青年。
・朝野春陽(あさの はるひ)〈24〉演 – 出口夏希・・・太陽の妹。
・朝野陽平(あさの ようへい)〈59〉演 – 遠藤憲一・・・太陽の父親で太陽の師匠。花火師。老舗煙火店「朝野煙火工業」の当主。
・逢原霞美(あいはら かすみ)〈46〉演 – 真飛聖・・・雨の母親。雨がパティシエを目指すきっかけ。
・逢原雪乃(あいはら ゆきの)〈67〉演 – 余貴美子・・・雨の祖母。雨と2人で暮らし。
・日下(くさか)演 – 斎藤工・・・雨に“過酷な奇跡”を提示するあの世からの案内人。
・千秋(ちあき)演 – 松本若菜・・・日下とともにあの世からやってくる。